欠点カバーで住みごこちアップ。 家族の笑顔あふれる家ができました。

12年前に中古で購入したわが家は築年数が古く、暮らしはじめた当初からリフォームはずっと念願でした。ただ当時は子どもたちがまだ小さく、引っ越しや住み替えもなかなか難しくて断念していたんです。

私たち夫婦には20歳の長女、17歳の次女、13歳の長男がおり、下の子が中学生になったことをきっかけにリフォームを決心。それまで長男は私たちと一緒の部屋だったんですが、子どもたちみんな年頃ですしそれぞれ個室が欲しいだろうと。

2021年の春、いよいよリフォーム会社探しをスタートしました。最初はまったく完成の想像もつかなくて、インターネットで「デザインリノベーション」と検索して実例の画像を集めたり『Pinterest』という写真を投稿できるサイトで外観や配色などのイメージをふくらませたりしていましたね。

ちょうどコロナウイルスが流行っていたときであまり外出できなかったので、ほぼオンラインでの情報収集になりました。

まずはいくつかのリフォーム会社さんに相談して見積もりやプランを立ててみようと考え、「カプライリフォーム」さんはもちろん全国展開の大手リノベーション会社さんやローカルチェーンのリフォーム会社さん、地域密着で経営されている会社さんなどにコンタクトをとりました。

もともとは建て替えすることも視野に入れていたんですが、実際に図面を作ってもらうと室内のスペースがだいぶ小さくなってしまったんですね。せま苦しいのはイヤだし、かといって３階建てにすると私たち夫婦が将来歳をとったときにきついのではないかなという不安が大きくて…。リフォームやリノベーションのほうが私たち家族の希望をすべてかなえられて、費用的な面でも合っているとわかりました。

相談した会社のなかでも「カプライリフォーム」の大浦さんは東大阪の青年会議所で先輩·後輩の関係だったので、実は旧知の仲だったんです。だからそのお人柄はよくわかっていましたし、共通の友人からも「大浦さんの会社なら間違いない」と太鼓判を押してもらえたので安心感を持っていて。初回の打ち合わせが2021年の8月のことで、そこから私たちの要望やこだわりをていねいにヒアリングしたうえでぴったりのプランを作ってくれたんです。

最終的に「ここに依頼しよう」と決めて契約をしたのは12月だったんですが、その4ヵ月間大浦さんやスタッフさんたちと接するうちに信頼感はいっそう強くなりましたね。

プランを立てるにあたって妻が「カプライリフォーム」さんにお願いしたのは、とにかく「家事が楽になるおうち」ということでした。

まずはキッチンの流し台を高めにしてもらい、長時間の料理や洗いものをしても腰が痛くなりにくいように。またベランダの近くに洗濯機を置くスペースを設け、動線をスムーズにするため2階へと上げてもらいました。というのもわが家は5人家族ですから、洗濯ものが多くてすごく妻の負担になっていたんです。

合わせて服をしまうクローゼットも2階にたっぷり設けていただきました。動線が短くなったことで以前より移動が楽になり、さらに時短にもつながったのはうれしいポイントですね。

あと、うちは家族みんなけっこう背が高いので天井も高めにとっていただいたんです。具体的には1階を15センチ、2階を25センチと少しずつ上げ、以前と比べても圧迫感がまったく違って広々過ごせていますよ。

さらに僕がこだわりたかった「耐震」と「断熱」もしっかり実現。特に断熱について、前は壁にいっさい断熱材が入っていなかったので寒くて仕方ありませんでした。朝はふるえるほど寒いし、真冬になると底冷えがして…。

今回6面断熱に仕上げてもらったこと、窓をペアガラスにしてもらったことで一年じゅう暖かく快適な温度を保って過ごしやすくなりました。

大浦社長は僕たちがあげたマスト条件に対し、予算も考慮しながら親身になって考えてくれたんです。「1階のリビング壁を抜きたい」、「柱をなくしたい」と無茶な要望をたくさん言ったにもかかわらず、構造計算上の耐力は残しながらもできる限り応えてくださって。最終的には３ヵ所も柱が抜け、なんと一部階段まで抜けたそうです。そのため予定していたよりもキッチンが広くなり、さらには階段の勾配もゆるくなって空間が広がり開放感抜群の家になりました。

僕たちが今回のリフォームに契約した金額は約1700万円。リフォームローンも住宅借り換えローンも使わないつもりだったので、この予算内で最大限希望をかなえるリフォームプランでお願いしました。

工事中は約2ヵ月間マンションで仮住まいをしましたが、不便な点が多くて「早くきれいに生まれ変わったマイホームに住みたい」という気持ちが強まりましたね。

その間、何度か現場に見学に行かせていただき、なかなか機会のないスケルトンの状態を見られて面白かったです。ただ子どもたちはあえて途中をあまり見ないようにして、完成当日をとても楽しみにしていたようです（笑）。

住みはじめてみて、これまで住みづらく感じていた部分をすべて改善してもらえたと実感しています。リフォームだけどほぼ新築のような気分ですね。子どもたちが大きくなるのを待ってからの工事は大正解だなと思いました。

2回荷物を移動させないといけないので、助けてくれてありがたかったですし家族のきずなはいっそう深まりましたね。