現場中継ブログ
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屋根のカバー工法と内窓取付け工事/鉄骨造住宅Y様邸
特に夏場、3階のお部屋がとても暑くなることにお悩みでした。
そこで今回のリフォームでは、まず断熱性の高い屋根材への変更をご提案。加えて、玄関ドアの交換と、室内には内窓を設置することで、暑さ対策と快適性の向上を図ることにしました。
また、風が吹くたびに音が鳴るシャッターにもストレスを感じておられたため、シャッターの交換も実施。そのほかにも、玄関ドアに合わせたインターホンの交換、ベランダの防水工事、雨樋の塗装工事など、外まわりのメンテナンスもこの機会にまとめて行いました。
施工のポイント
屋根は「スーパーガルテクト」を用いたカバー工法をご提案
今回Y様邸では、断熱性と耐久性の高いアイジー工業の「スーパーガルテクト」を採用しました。既存の屋根の上から施工するカバー工法で、コストや工期、廃棄物の排出も抑えています。
屋根のカバー工法と共に、雨樋の再塗装も行い、美観と安心をお届けしました。

リフォーム前の屋根の様子

リフォーム前の雨樋
年月が経つと、雨樋の表面は色あせ、汚れやチョーキング(白い粉状の劣化)が進み、建物全体の印象が古く見えてしまいます。再塗装することで、外観の印象がぐっと引き締まり、家全体の美しさがよみがえります。
雨樋が割れたり外れたりしてしまうと、交換には足場も含めた工事費がかさみます。劣化が軽いうちに再塗装しておけば、結果的にメンテナンス費用を抑えることにもつながります。
また、屋根や外壁工事のタイミングで一緒に雨樋も塗装しておくと、足場を有効活用できて経済的。色の統一感も出て、仕上がりの満足度もアップします。

「スーパーガルテクト」は金属屋根ならではのシャープで洗練されたラインが特長です。

再塗装で蘇った雨樋
シャッター交換は、鉄骨造住宅の構造にも対応する商品を選定
シャッター交換にあたっては、鉄骨造住宅にしっかり対応できる製品選びが重要なポイントでした。
今回、採用した「文化シャッター」は、さまざまな住宅構造に対応できる設計です。
強風時にもバタつきにくく、シャッターの開閉音も静かで快適。台風や強風の多い地域でも安心して使用できる耐風圧性能を備えたモデルです。
和の趣を大切にした、やさしい印象の内窓をセレクト
【LIXIL】インナーサッシ 和紙調ガラス
内窓は、機能性だけでなくインテリアやお好みに合わせてデザインを選べるのも魅力のひとつです。
今回Y様が選ばれたのは、和紙調のシートを組み込んだ上品なデザイン。窓枠も木目調で仕上げることで、落ち着いた和の雰囲気をそのままに、お部屋全体にやさしい印象が広がります。
また、目隠しと採光の効果が得られ、本物の障子と違って破れる心配がないのも大きなメリットです。

和室の雰囲気を大切にした内窓の設計

やさしい光が空間を照らします
担当者コメント(織田)
今回のリフォームでは、これまでの経験では想定していなかったイレギュラーな課題がいくつも重なり、私自身にとっても非常に学びの多い現場となりました。
特に、玄関ドアに電子錠を導入するにあたり、電気配線の確保が難しく、構造上の制約をどう乗り越えるかに大変苦労しました。また、シャッターの選定では鉄骨造住宅に対応できる仕様が求められ、製品選びにも慎重を要しました。

壁の一部を剥がし、電気配線の仕組みを丁寧に確認しました。
屋根のカバー工法や内窓工事などでは、お住まいになりながらの施工となりましたので、Y様ご家族には日々の生活の中でご不便な点も多かったかと思います。それでも、真夏の暑さのなか、常にご理解とご協力をいただき、心より感謝申し上げます。
この現場での一つひとつの経験を糧に、今後はより一層お客様の立場に立ち、安心と満足をお届けできる提案・対応ができるよう努めてまいります。
この度はカプライリフォームへご依頼いただき、誠にありがとうございました。
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