テナントビルのワンフロアを快適な居住空間へ／大阪市浪速区／費用約1,000万円

大阪市浪速区で、ビルのオーナーをされているM様。

テナントだった空間を家族が住める居住空間にしたいと希望されました。

この度、ホームページからお問い合わせいただき、カプライリフォームが今回のリフォームを担当させていただくことになりました。

末永い安心と快適な居住空間をご提供できるよう、丁寧なヒアリングと施工を実施。

今回のリフォームはテナント用の空間を住居として使えるようにすることが目的です。そのため、生活に欠かせない給湯器やガス、電気等の配管設備を整える必要がありました。

また、リフォームする際は、見える部分だけでなく、見えない部分にも目を向け、丁寧にプランニング、施工するようにしています。

M様のご要望と兼ね合いをとりながら、間取りの設計と配線、配管まわりの設計を入念に整え、見えない部分の施工も丁寧に行なっていきました。

ミッション１

間取りの希望に合わせた配管設備の設計。給水と排水、換気設備の計画と並行してエアコンの新設には工夫もプラス。

電気やガスの配管設備に関しては、専門の職人さんに確認をしながら、丁寧に計画していきました。エアコンの新設などもあったので、建物の構造上、ドレン排水の設計も今回の大きなミッションでした。

長方形の空間の一番奥の部屋に「寝室」をご希望されたM様。エアコンを新設する計画で、配管の設計を組んでいきました。「ドレン排水」に関しては、寝室からでは勾配が取れず、うまく流れないことが想定できたので、キッチンの排水に合流させることに。寝室にキッチンの排水の匂いが出ないよう、キッチンの排水口に「ドレントラップ」を設けました。また、定期的に掃除ができるようキッチン横の壁に点検口を設けています。

キッチンの排水にドレントラップを設置。定期的な清掃ができるように点検口を設けています。

ミッション２

生活を豊かにする水まわりの設計

もう一つのミッションは、住居としての水まわりの設計です。今回新設したキッチン、浴室、トイレのスペースが無駄なく使いやすい空間になるよう間取りを組み立てていきました。

また、キッチンや冷蔵庫、洗濯機などの搬入が確実に行えるよう、間口の幅も事前に計算していきました。

計算はしたものの、一つ間違えば、後戻りして工事をやり直すことはできません。着工後の現場においても、一つひとつ寸法を確かめつつ、M様にも一つひとつ承認をいただきながら、丁寧に進めていきました。

既存のトイレの配管を軸に、水まわりの設計を計画。

少々時間を要しましたが、最終的なお客様の満足につながることが大切です。M様とコミュニケーションをとりながら、途中経過も安心してお任せいただけるよう、精密かつ迅速な施工に努めていきました。

元々、窓を塞いでいたところを利用して壁を壊すことなく給湯器を新設しました。これでキッチンやお風呂で快適にお湯を使っていただけます。

快適な暮らしは水まわりから♪
新設した設備をご紹介します。

キッチン

キッチンはリクシルの「シエラS」。一緒にショールームをまわり、セレクトしていきました。

使いやすさとデザイン性の高さが魅力です。

浴室

システムバスは、ブルーのアクセントパネルが目をひく、リクシル「リノビオVシリーズ」。浴槽は肌触りのいい上質な質感で、保温効果も抜群です。毎日、最高級のバスタイムを満喫いただけます。

トイレ

トイレはあえてシンプルな空間で♪  リクシルの「アメージュ」を採用しました。

洗面化粧台

洗面化粧台はリクシル「ピアラ」です。洗顔、洗髪が快適な広いボウルと、使いやすいサイドのパレット（メイク用品などサッと置くことができる場所）が特徴です。

マットな質感で統一。オシャレで上質な空間♪

玄関とリビングをつなぐ「リビングドア」には、存在感のあるオシャレな木製ドアを。

ドアノブは形にもこだわり、アイアン風の黒で仕上げました。壁は「塗り壁風」のクロスで仕上げています。マットな質感がオシャレで上質な空間です。

今回、フローリングのチョイスに冒険を加えたM様。ブラウンで統一しがちな床色に「ネイビー」や「グレーアッシュ」を取り入れていきました。

床や建具などのグレードを上げたことで、当初のご予算を超える結果となりましたが「せっかくリフォームするならいいものを」と、毎日がウキウキするデザインでセレクトされていきました。