八尾市エリアの
リフォーム施工事例
Works
工場建屋の雨樋交換工事 施工事例|大阪府八尾市|W様
工事費用約150万円
リフォーム概要
Overview
大阪府八尾市のW様が所有する築50年ほどの工場建屋。以前より雨樋から水漏れするなどの不具合があるとのことで、雨樋の交換工事のご依頼を受けました。
現地調査の結果、メンテナンス不足のため雨樋はたわみ、雑草が生えている箇所も多く、雨樋としての機能をすでに失っていました。
そこで今回は、傷みの激しい軒樋を全交換する工事を行いました。軒樋は、集めた雨水を竪樋に流し込む役割があります。取り付ける際には、水糸と呼ばれる糸を用いて上手に勾配をつけていく工程があります。当社の熟練の職人が、手際よく作業しました。
また、再利用が可能な既存の竪樋はそのままにして、新たな軒樋と既存の竪樋との接合部分はしっかりと防水施工いたしました。
今回は、隣が住宅マンションであることから、足場設置・養生には十分な配慮をしたうえで、工事を進めていきました。近隣の皆様には1週間のご不便をおかけしましたが、おかげさまで安心の集水機能を取り戻すことができました。
正面の建物がW様の工場です。施工するのは、三角形の屋根の両側にある雨樋(赤矢印の所から奥方向に延びる軒樋)になります。
上屋根の雨樋が施工箇所になります。ところどころ変形しているのがわかります。
隣接するマンションの通路に面しているため、足場の設置時や工事期間は十分な注意をいたします。たとえ雨樋のみの工事であっても、高所作業になるため足場の設置が必要です。
足場を組んでから、実際に樋の中を確認すると、泥の上に雑草や苔が生えていました。これでは雨水が流れず、その重みで少しずつ樋がたわんでしまうわけです。
軒樋と竪樋の一部を撤去したところ、樋を固定していたボルトはすっかり錆びてしまっていました。水気が滞留していた証拠ですね。交換時には、別の箇所に新しいボルトで確実に固定していきます。
水糸と呼ばれる糸を用いて、必要な勾配を確実につけ、水の流れが生まれるようにします。
金具を一定間隔で取り付け、新しい雨樋を固定しました。写真は、ちょうど集水器に水が流れ込む部分です。
ビフォーアフター
Before
& After
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雨樋がきちんと機能するよう軒樋を全交換しました!
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Before
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After
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軒継手との接続部はしっかりと防水処理を施しました!
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Before
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After
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再利用できる竪樋との接続部もコーキングでしっかりと防水しました
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Before
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After
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施工情報
Infor
mation
リフォーム箇所 | 工場建屋の雨樋(横樋すべて、竪樋の一部) |
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工事費用 | 150万円 |
築年数 | 約50年 |
種別 | 鉄骨造 |
工事期間 | 1週間 |
REVIEW