現場中継ブログ
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東大阪市加納/介護リフォーム、昇降リフト設置、耐震補強/内装リフォーム・介護リフォームに伴う増築・バリアフリー
高齢で車いすを使うお父様が快適に暮らせる家を目指して、昇降リフトの設置や内装のバリアフリー化を行ったお客様です。
リフォームの主な場所は
・ガレージの改修
・ガレージの一部を居室にリフォーム
・昇降リフト設置
・玄関ドアリフォーム
・トイレリフォーム
・間取り変更に伴った構造的な改修(耐震補強工事)
と、大がかりなものになりましたが、工事内容を工夫することでコストを抑えることもでき、
生活面で快適になってとても喜んで頂けました。
ご自宅の1階部分に駐車スペースがありました。
今回はこの部分にお部屋を一部屋増築し、表から車いすでの出入りがしやすいようにリフォームをしました。
また玄関の段差もリフォームによってバリアフリーにしました。
それでは早速、工事の様子をご紹介します。
玄関・サッシの「施工前」の様子
表のガレージと玄関のビフォーです。
玄関の手前に20cm弱の段差があり、車いすで入るのにとても不便でした。
玄関・サッシの「施工後」の様子。車いすの出入りが便利になりました
施工後は、玄関にあった段差をなくしました。
また、車いすでの出入りがしやすいように、玄関左に3枚引き戸のサッシを新設しました。
サッシを3枚にすることで、戸を開けた際に間口を広く開放することができます。
例えば、今回のように車いすでの出入りを予定していた場合、
広い間口のほうが便利なケースがほとんど。
車椅子と介助する人が動きやすいように、間口は広く、
そして、車いす用の昇降リフト(写真↓)を取り付けて、
安全に家と外の出入りがしやすいように計画しました。
さらに昇降リフトを取り付けるときには、こんな話も…。
もともと、この昇降リフトの設置位置の下には水道メーターがありました。
お施主様が他社様と相見積もりを撮った際に、水道メーターの移設の提案があり、移設工事の見積もりが多額でお困りでしたが、
カプライの緻密な計算によって、水道メーターと汚水桝を動かさずに設置できるように調整しました。
この「水道メーターを動かさないで工事をする!」というご提案は、コストダウンに直結できたため大変喜んでいただけました!
室内・トイレの「施工前」の様子
こちらは施工前のトイレの写真です。
階段したのスペースにあるトイレはドアの幅が小さく、車いすのまま入ることができなかったためリフォームが必要でした。
室内・トイレの「施工後」の様子。間口が広く、車いすでのトイレ介助がしやすくなりました
トイレのドアを二枚引戸に替えて、間口を大きく、中も奥行き・幅ともに広げ、
車いすのまま入れるようになり、介助がしやすくなりました。
トイレ本体も新しいものに交換して、手すりも新たに取り付けています。
引き戸にすることで、車いすに乗ったままでも扉の開閉ができますね。
(いわゆる「開き扉」だと、ドアの開閉にデッドスペースができてしまい、車いすに乗ったままだととても不便なのです…)
室内・増築の「施工後」の様子
今回のリフォームでは、家族の居住スペースを増築しました。
増築に伴って、家の柱の位置を再度検討する必要がありました。
カプライでは、これからもご家族全員が永く、安心してお住まいいただけるように
家を支える構造の部分から手を加え、地震や台風に強い家へのリフォームをしました。
このように家の構造から改修ができるのは、カプライの得意とするところです!
増築した部分の写真です。
写真奥の入り口部分から、手前のお部屋へもフラットにつながっているので、室内の車いす移動がらくらくできます。
今回増築した部分は、奥様の寝室になります。
もともと奥様の寝室は2階にありました。
お父様の深夜の介護が楽にできること、いずれはご自身も1階の生活になることを見越して増築されたそうです。
ベッドの大きさから居室のサイズを細かく計算して寸法を出したため、奥様のベッドがぴったり収まるお部屋になっています。
バリアフリーのお宅で、どうぞ快適にお過ごしください。
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