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動物病院リフォーム|兵庫県尼崎市ゆず動物病院様
長くお付き合いをさせていただいている兵庫県尼崎市の「ゆず動物病院」様より、手術室及びレントゲン室とスタッフルームの改善工事をご依頼いただきました。
手術室とレントゲン室の電源の増設
手術室にはリードコード(伸びたり縮んだりするコード)及び点滴レールの新設をしました。
この部屋で手術をするときには、医師が手術台の周りをぐるぐると動きます。そのため基本的には電源は天井に設置して、コード類が床を這わないように配慮する必要があります。
床に段差やコードなどの障害物があると、つまずきや転倒の恐れがあり危険だからです。
今回、電源は天井の蛍光灯を利用して新設を行います。
リードコードが設置されました。
次は点滴レールです。
レーダーで点滴レールをつける位置を測定します。位置が決まったら取り付けます。
点滴レールはTOSO(トーソー)の「メディカライト」及び「点滴ランナー」という部品を使用しました。
病院のリフォームは特殊な知識が要る仕事
こちらはレントゲン室のコンセントです。
この写真のコンセントを2口からさらに増設します。
レントゲン室の工事では放射線の漏れへの配慮をしなければならないため、特殊な知識が必要となります。
そこが、一般的な住宅工事との大きな違いです。
もしこちらをお読みの方で病院のリフォームをご検討でしたら、一度カプライリフォームにご相談ください。
スタッフルームの間仕切り撤去とフィッティングルーム新設
スタッフルームは間仕切りをなくしてスペースを拡げます。
間仕切りの前にある一段上がった部分のコンクリートパネルを撤去してフラットにしてから長尺シートを貼り付けます。
コンクリートパネルの木材を撤去しているところです。
下地を整えてからきれいに長尺シートを貼りました。
フィッティングルーム用のカーテンをぶら下げるレールも設置されました。
これにて完成です。
広くなったスタッフルームには今後テーブルや椅子を置いてくつろげる空間にするそうです。
動物病院のリフォームということで、専門知識の要る現場をいつもお任せいただきありがとうございます。
病院で働く皆様、お客様がより気持ちよく過ごせる空間になりましたこと、心より嬉しく思います。
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