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IKEAのキッチンと施主支給商品|東大阪市西岩田町I様邸
大阪府東大阪市西岩田町のI様邸は築40年ほどのマンションです。
「IKEAの商品を使ったリフォームがしたい」とのご希望でポータルサイトにお問い合わせをされて、数社と相談を重ねた中からカプライリフォームをお選びくださいました。
リフォームの詳細は、水まわり4点、ワークスペースの新設(間取り変更)、リビングから廊下にかけての床の張り替えと壁の塗り替えです。
IKEAや施主支給商品のリフォームとその注意点
I様の今回のリフォームには、「IKEAの商品を使う」という大きなテーマがありました。
お客様がご用意してくださる商品を使ってリフォームを行うことを、業界用語で「施主支給」と言います。
この施主支給にはいくつか問題があります。
まず、トラブルが起こったときにその原因が商品にあるのか、施工にあるのかの線引きが難しいこと。
さらに、IKEAの商品でいうと説明書がスウェーデン語のため読み解くのが難しいということです。
そんなことから、リフォーム会社によっては、施主支給を受けないというところもあります。
カプライリフォームは施主支給やIKEAの商品の取り扱いについて経験が豊富なためお受けできますが、 打ち合わせは特に綿密に行います。
IKEAへ訪問して打ち合わせ
今回はI様と一緒に、直接IKEAへ足を運び、打ち合わせを重ねました。
IKEAの商品はデザイン性が高いのに低価格というのが魅力です。
ただ、施工当時(2009年)は組み立てサービスがなかったため全てこちらで組み立てを行う必要があり、スウェーデン語の説明書を見ながらの作業は組み立てに慣れた職人でも難しいものでした。
既存の設備の解体
取り付ける設備が決まったら、既存の設備の解体です。
解体後の廃棄物をマンションの共用部に出してから表に移動をさせたら、いよいよ新しい設備の搬入です。
水まわりの配管を整えます。
キッチンの換気扇は古い設備だったので、板金屋で加工をして新しいものに対応させました。
IKEAの商品の搬入、取り付け
白いIKEAのキッチンと吊戸棚には、「名古屋モザイク」の青いタイルで装飾が施されました。
キッチンの右側の袖壁にはIKEAのガラスブロックが組み込まれ、下は作りつけの棚になりました。
おしゃれなキッチンの雰囲気に合わせ、造作建具の扉も取り付けました。
建具屋さんの手作りで、「フラッシュドア」と呼ばれる骨組みの両面に薄い表面材を張った扉です。
既製品にはないオリジナルな雰囲気がとても素敵です。
こちらはトイレのドアです。
こちらもオリジナルで作りました。
クリスタルの取っ手をつけ、小さなパーツにもこだわることでより自分らしい空間ができあがります。
洗面台と洗面ボウルはIKEAの商品です。
鏡のフレームは大工さんに作っていただき、鏡はガラス屋さんに当て込んでもらいました。
床は無垢材、壁は珪藻土でおしゃれ
リビングから廊下にかけて、床の張り替えと壁の塗り替えをしました。
床は無垢材、壁は珪藻土の自然素材を使って、木の建具との相性もよくナチュラルな雰囲気になりました。
ワークスペースの新設
隣接する和室とリビングの中間に、奥様のワークスペースを作りました。
和室の押し入れから1畳、壁を隔てた向こう側にあるリビングから1畳、合わせて2畳を使いました。
パソコン作業をするには十分の広さです。
浴室は1116mmから1216mmへ
お風呂は1116mmから1216mmのものに交換をしました。
既存のお風呂の空間がサイズアップにはギリギリだったので慎重な作業が行われました。
IKEAの商品を使った施主支給リフォームが終了しました
施主支給による、マンションの水まわりと内装リフォームが終了しました。
今回はIKEAの商品でしたが、IKEAに限らず、施主支給はお客様が購入されてリフォーム会社が工事するため、問題が起きやすいリフォームです。
あらかじめの打ち合わせと相談がとても大切になるため、お客様との距離を近くに保って慎重に進めていければと思っております。
カプライリフォームはIKEAの商品も施主支給も経験豊富なため、安心してお任せください。
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