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マンション浴室・洗面所リフォーム|東大阪市荒本北M様邸
東大阪市、浴室の経年劣化が気になっていたM様邸は築22年のマンションです。
一般的に水まわりリフォームは20年~30年が目安といわれており、20年を過ぎた頃はまだ見た目に新しさも残りますが、30年を過ぎると、小さなひび割れや不具合が生じやすくなります。タイミング的にまさに「替え時」でした。
M様邸では目立った不具合こそありませんでしたが、「浴室を新しくしたい。ついでに洗面所も!」ということでこのたびのリフォームとなりました。
実はM様とは半年の長い時間をかけて設備選びを行いました。
営業担当とM様とでLIXILとTOTOのショールームを回って、どの設備が理想に近いものなのかを一緒に相談して決めていきました。
今回お選びになった商品は、浴室・洗面所ともに最上級グレードの商品です。
M様の願いが込められたこだわりのリフォーム。一つずつご紹介いたします。
浴室
目立った不具合はなく、きれいにお掃除していても長年の生活感が出るのが浴室です。
同じユニットバスでも22年前の設備と今とでは機能もデザインも全く変わります。
今回のリフォームにあたり、M様はカプライリフォームの担当者と半年間かけて打ち合わせを行ってきました。
その中で候補にあがったのが2つ。LIXIL「スパージュ」とTOTO「シンラ」です。
どちらもハイグレード商品の高級モデル。
最終的にM様がお選びになったのは・・・?
その前にお風呂解体から組み立てまでの工程を見ていきましょう。
まずはしっかり養生
まずはしっかり養生。お客様の大切なお家に傷をつけないためのとても大事な作業です。
既存の浴室の解体作業
少しずつお風呂を解体していきます。
浴槽や鏡などのパーツを外していくと、表からは見えない汚れがどんどん顔をのぞかせます。
土間コンクリート打設工事・木工事・配線配管工事
きれいに解体されました。
ちなみに青色は水、ピンク色はお湯の通る配管です。
こちらは電気作業の様子です。
今までのお風呂にはガスの浴室乾燥機がついていましたが、半導体不足の影響でいまだガスの浴室乾燥機が手に入らない状況のため、電気の浴室乾燥機を設置することになりました。
浴室に隣接している廊下のダウンライトを取り外して、そこへ手を入れ、専用回路から電源を引っ張って接続します。
ダウンライトから経路を確保して、補修や手間を最小限に収められるよう工夫しながら工事を行いました。
搬入
ここからはユニットバスの搬入です。
写真のように段ボールがトラックいっぱいになるほどたくさんのパーツから成り立っています。
これらは全て室内でひとつひとつ組み立てを行います。
ユニットバスの組み立て
こちらは浴槽の土台となるパーツです。この上に浴槽を乗せます。
浴槽は1624㎜とオーソドックスなタイプより大きいサイズ。運搬も組み立てもより慎重に行います。
壁や天井を組み立て、さらに細かいパーツも取り付けます。
ここまでくるとだいぶお風呂の大枠が見えてきました。
浴室の完成です
完成しました。今回M様がお選びになったのは、TOTO「シンラ」です。
TOTOの技術を結集した先進機能が人気のハイグレード商品です。
「身体をやさしく包み込む心地よさ」である “ファーストクラス浴槽” は4点支持設計。
従来の浴槽より身体にかかる力を分散し、よりリラックスできる設計になっています。
また、「楽湯(らくゆ)」と呼ばれる打たせ湯の機能が搭載されており、水流の効果で全身に心地よい刺激を与えます。
自宅にいながら温泉施設のような快適さが味わえる、TOTOこだわりのお風呂です。
洗面所
お風呂を取り替えるついでに洗面所も新しくしましょう!ということで、洗面所のリフォームも行うことになりました。
M様邸の洗面台は1500㎜とかなり幅が広めです。
既存の洗面台の解体作業・床・クロスの張り替え
洗面台を解体し、壁紙と床を張り替えたところです。
一部壁紙が貼られていないのは、この部分に洗面台を設置するためです。
床は大理石調のクッションフロアをお選びになりました。
クッションフロアはビニール系のシートで水はねの多い水まわりで多く使われる床材です。
汚れたときは濡れた雑巾などで拭き取ればいいので、掃除やお手入れが簡単です。
洗面台の組み立て・設置
洗面台の完成です
職人さんたちの手により、ひとつひとつパーツが組み立てられていき、完成です。
新しい洗面台はLIXIL「ルミシス」。こちらもお風呂同様にハイグレード商品となっています。
人造大理石製法でつくられた新素材のカウンターは、大柄な石目模様がより大理石らしさを主張した素材です。高級感と落ち着きのある空間を演出します。
また、ミラーの下まで設置されたLED照明は背の小さな女性やお子様のお顔もしっかりと照らします。
1500㎜の幅に1510㎜の洗面台を設置するため、緻密な計算により天板をカットして納めました。難しい作業ですが、ここはカプライリフォームの職人の腕の見せどころです。
ぴったりと納められた洗面台は大理石模様と相まって見事な美しさ。
ちなみに左側の袖壁にあたる部分には、キッチンパネルを貼り水はね防止対策をしています。
今回はTOTOとLIXILのハイグレードモデルを使用した水まわりリフォーム。
半年間の打ち合わせ・ショールームまわりを経てこだわりの空間が完成しました。
M様からは「大満足です!」とのお言葉をいただき、カプライリフォームも大変嬉しく思っております。
この度はご利用いただきありがとうございました。
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